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MUSIC
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1999

今年の「Music」

(1999.12.23 written)

ちょっと早いんですが・・・・もう何も出ないだろうから。
今年は何といっても「椎名林檎」!!!林檎ちゃん一色でした。
デビューアルバムのパワーといったらそりゃあもう、すごいもんです。あ、ビデオのレビュー書いてない・・・ビデオもすごかったっす。
この世紀末を自らの欲求と衝動と共に駆け抜ける「椎名林檎」、来年も最優先で追いかけます。

そして、もちろん岡村ちゃん復活!!「お帰り〜」なんて声かけらんねえじゃん、「SEX」なんて曲で復活じゃあ・・・とは言いつつ、前回の消化不良な復活とは違い、えらい事になってるような気がします。だって「SEX」って恐ろしい曲だよ、これ。とんでもねぇじゃん。類い稀なるポップセンスと「男」を本当に語れるだけの「言葉」、男が持ってるピュアネスやかっこ悪さ、それをきちんと最初に歌ったのが彼、岡村靖幸だと思う。そしてそのセンスが炸裂しているのがこのマキシ「SEX」だと思う。
頼むから来年にはアルバム出してツアー回ってくれよ・・・会社辞めてでもライブ行くからさ。

個人的には幅を広げたような気がします。Dragon Ashなんて俺が絶対に聴きそうもないものを聴いてるし、globeが気に入ってるってのもそうだし・・・
え?宇多田ヒカルが出てこないって? だって、どうせあっちこっちで取り上げられるからね、ここで取り上げる事もないでしょ?

来年はとりあえず岡村ちゃんアルバムお願い!ってのとブランキー再始動してアルバム出してね!と林檎ちゃんセカンド期待してるよ!ってなとこでしょうか。




TRICERATOPS「A Film About The Blues」

(1999.12.23 written)

あまり好きじゃなかったトライセラ。なんで買ったかって?「Second Coming」のプロモがかっこよかったから。
予想以上にかっこよかった。Rockしてるなって。和田唱の独特の声も味なんだなって。耳が慣れちゃったよ。
やっぱり「Second Coming」「if」と「Going To The Moon」はシングルだけあって秀逸。かっこいいです。
これは意外に万人受けするんじゃないかな?かっこいいっす。




Sugar Soul featuring KENJI「garden」

(1999.11.10 written)

アングラ界のカリスマ、Sugar Soulが今回パートナーに選んだのは、今をときめくDragon AshのKenji Furuya。プロモが感じよく仕上がってたので気になりつつ、この前スロットで勝った勢いで(笑)購入しました。
バランスがよすぎるような気がしますが、聴いた感じ勢いも感じられ、よいです。果たしてこの後、Sugar Soulが何処に行くのか楽しみです。
相変わらずAikoの声は色っぽく、伸びやかで、Soulfulでした。もう少しこのコンビでやって欲しいと思っている人も多いでしょうね。買いです。




globe「CRUISE RECORD 1995-2000」

(1999.10.18 written)

私は今までglobeというグループを勘違いしてました。
この前のアルバム「Relation」から聴き始めたのですが、よいです。小室さんが本気でやりたい音楽かな?という気がしています。
シングルコレクション+αという構成なので、globeの歴史を知るには持ってこいの素材です。やはり途中からガラッと変わってしまっているところがあり、そこから先は良質の音楽をうまくまとめているという印象があります。
何よりもKeikoってのはこんなに歌がうまいのか?!と思ってしまいました。いやいや、本当にうまいですよ。
聴いた事ない人、今までナメてた人、globeってすごいよ、本当に。




Zoobombs「Bomb Freak Express」

(1999.9.5 written)

とうとう買ってしまったズボンズのアルバム。
グルーブ感という意味では「Mo,Funky」でその一片を見たような気がしたが、まだ微妙というか、全然納得行ってないと思った。Donの声とリズム、オルガンの音が全てずれていたような気がする。
が、今回のアルバム。リズムという面では恐ろしくパワーアップしている。それと全体に統一感がある。極力押さえたギターにグルーブするリズム。それらが生み出すパワーがばらついていない。
個人的には先行シングルである「Hot Love」に感動した。いい曲だと思う。
全体的に外れはなく、グルーブという意味で新しい。是非!




及川光博「欲望図鑑」

(1999.7.24 written)

まだ書いてないよなぁ、と思いつつ、今まで聴いてきました。
やっと発売のミッチー3枚目のアルバム。ちょうど岡村ちゃんで言うところの「靖幸」に当たるアルバムです。確かにそういう感じだ・・・

やっぱミニ芝居があり〜の、ファンク、ロック、歌謡曲あり〜のってな感じです。が、全体的にポップですね、今回は。前作「嘘とロマン」が結構ファンク強かったので、ちょっと足りない気がしますけど、悪くはないです。
やっぱ素晴らしいのは「名器」でしょうね。自ら「シングルに・・・」と言ったけど思いっきり却下されたという。でも確かにシングルにして欲しい曲ではあります。

ラズベリーキャンディーが なめたい
愛のスモークサーモンが 食べたい
そして 名器とラブ ああ、いいえ・・・・
とろけちゃいそうなカマンベール ああ、名器

なんて歌詞を書いちゃって・・・シングルに出来るか!!!
ちなみに「名器」は曲になると「Make It!」に聞こえます。だから大丈夫!(って何が?)

他にも「血管と白夜/1999」なんて実験的な曲もあり、「僕のゼリー」なんてロケットロック歌謡もあり、やっぱりファンクだ「S.D.R」もあり、バラエティーに富んでます。

まあ、好き嫌いが分かれるところなんで、特に強制もしませんが、プリンス好きな人でもキツいかもしれませんね、これ(苦笑)。




Dragon Ash「Viva La Revolution」

(1999.7.22 written)

最近、好みがますます多様化してきた。ここまで多様化すると正直おかしい(苦笑)。
「Viva La Revolution」と高らかに宣言しているこのアルバム。さーっとしか聴いてないが、恐らく好みは相当分かれると思う。
個人的にはHip-Hopトラック(と呼んでいいのか?)はいいと思ったが、パンク系は非常にこじんまりとまとまり過ぎていたように思う。また、それがアルバム全体にも行き渡ってしまい、全体的にもこじんまりとまとまったものになっているように感じた。
もう少し壊してもよかったんじゃないか?せっかくの「革命バンザイ」なんだから。




黒夢「Live or Die」

(1999.7.4 written)

非常に中途半端なビデオだと思った。言い訳がましい。
ファンに向けてのビデオだろうけど、言い訳がましい。
インタビューは最初と最後でいい。あとはいつもの力任せのライブをず〜っと流して欲しかった。ライブバンドである黒夢の魅力を後世まで残すという意味でも。
本当のファンはこれを見て喜んでいるのだろうか。多分喜んでないと思う。
完全消化のライブとは全く違い、非常に消化不良である。残念だ。




Jamiroquai「Synkronized」

(1999.6.10 written)

変わった? 変わった。確かに変わった。
Jamiroquai、ファーストアルバムはかなり聴いた。当時は衝撃的なアルバムだった。ところがセカンドとサードはほとんど聴いていない。セカンドがあまりにも「ファーストのコピー」だったので、買ったけど2回程度しか聴かずに数年が経った。

そして、どういうわけか今回、買ってしまったニューアルバム。素晴らしいです。
全体的にグルーブが増している。メロディは相変わらずだけど、リズムが強くなった分だけメロディも強くなっているような気がする。
クラブでかかりまくるだろうし、ライブは大盛り上がりだろう。
「今年はSuede」と思っていたが、ここで逆転かも知れない。




Suede「Head Music」

(1999.5.16 written)

待ちました。前作から既に2年以上が経ちます。今回はSuede初の「よい環境を維持した状態での新作」でした。
期待しただけの事はあります。「最近面白くねぇなぁ」と思っていたブリティッシュ・ポップ・ロックの中で、久しぶりに「やっと来たよ〜」と思わせるモノです。

強化されたリズム、その中でうごめくギター、そしてブレッドのいつもよりも歯切れのいいボーカル。ギターがだいぶ薄くなったような気がしたのですが、よく聴いてみるとかなりしっかりとフューチャーされています。
今年のイギリスは恐らくSuedeでしょうねぇ。まだBlurを聴いていないんですが。。。




追悼・福原睦様(「Super Junky Monkey」ヴォーカル)

(1999.4.24 written)

今年はろくな事がない。よりによって、何でMutsumiが・・・
僕と「Super Junky Monkey」の出会いは「Rockin'on Japan」との出会いに非常に近い。血眼になって、当時長崎にはない彼女たちのCDをわざわざ通信販売で申し込んだ。それが「キャベツ」である。もう5年も前の出来事だ。
その衝撃といえば、今まであの手の衝撃はこのCDだけだ。まさしく「ドシャメシャ」という表現がピッタリ!! 当時、キムタクも「いい!!」とイチオシだったというのは結構有名だった。彼曰く「ヴォーカルは見た目小泉今日子、歌うとゴジラ」。こう言わせたヴォーカルが彼女、Mutsumiだった。

「Super Junky Monkey」はその演奏技術の高さもさる事ながら、歌詞の世界が非常に異質だった。

引き寄せられてく果てしない景色の入口に
初めてたたされた夜明けの幻
落ちてゆけ 堕落の快楽 破壊への美学
みたことのない銀色の滴

「シャワー」

古めかしい言葉が並べられ、独特の世界観が生まれている。

音楽全体は完全にメタル&ファンク。とにかく「重くパワフル」である。
最近は方向性を見失っていたようなイメージがあった。Mutsumiの死がこのバンドにどのような影響を与えるか分からないが、恐らく「Super Junky Monkey」というバンドはこの世からなくなるだろう。あのヴォーカルは彼女以外には出せない。
心からご冥福をお祈りします。ありがとう。




椎名林檎「無罪モラトリアム」

(1999.2.25 written)

ジャニス・ジョプリンを母に持ち、シド・ビシャスを父に持ち、そして浅井健一を兄に持つ恐ろしい娘が出て来た。

椎名林檎
「歌舞伎町の女王」でその「比い稀なる」存在感を全面に打ち出し、更には「をんな」としての「ここでキスして」をリリース。周りの期待がどんどん集まる中でのアルバム「無罪モラトリアム」、素晴らしいです。
先日は「破天荒な歌詞」と書いたが、決して破天荒ではなく、稀な言語感覚を持っていて、非常に計算高いんだか、計算していないんだか分からない歌詞世界が展開されている(だから「破天荒」と書いたんだが・・・)。

女に成ったあたしが売るのは自分だけで
同情を欲した時に全てを失うだろう

(「歌舞伎町の女王」 詞:椎名林檎)

行かないでね
どんな時もあたしの思想を見抜いてよ
あなたの長い睫毛も 其の華奢で大きな手も全部大好きなの
何処にだってあなた程のひとなんて居ないよ
あなたしか見て無いのよ
今すぐに此処でキスして

(「ここでキスして」 詞:椎名林檎)

演歌にもなりそうな「歌舞伎町の女王」。
そしてやはり女としての「弱さ」を「強がり」で押し出した「ここでキスして」。
このアンバランスさがとても面白いと思うし、魅力的でもあり。。。
ジャケット含むセンスも一貫してるし、非常に好きです。愛しています。
近々異例の「Boom.SP」展開予定!!




椎名林檎 爆発前夜

(1999.2.21 written)

もうすぐ、とんでもないアルバムが発売される。
「無罪モラトリアム」椎名林檎
私に言わせると・・・
遂に出た!!女性版岡村靖幸!!情念の歌、全身から香りたつメスの匂いと佇まい。そしてベンジーを愛するというこの女。
その破天荒な歌詞とレベルが高い音楽。この雰囲気は彼女しか出せないでしょう。
しかも美人!!というか、色気が凄い!・・・というか、艶っぽい!! 私、むっちゃ好みです(笑)。

すっげー感動した「歌舞伎町の女王」、そして「ここでキスして」を引っさげてのファーストアルバム。1999年2月24日発売。ぜひ!




「だんご3兄弟」

(1999.2.14 written)

「だんご3兄弟 だんご3兄弟 だんご3兄弟 だんご!」
「なんじゃそりゃあ!?」と言われそうですが、だんごです。
NHK「おかあさんといっしょ」(「みんなのうた」だったかも・・・)で流れるこの歌、実は密かなブームらしいです。
「タンゴ」のリズムで歌われる「だんご3兄弟」。あの佐藤雅彦(「ポリンキー」や「バザールでござーる」のプロデューサー)のプロデュースです。このセンスというか、何と言うか、流石です。
どうやらシングルとして発売されるらしい「だんご3兄弟」、もしかすると大ブームなるかも・・!?




宇多田ヒカル「Automatic」

(1999.1.16 written)

どうやら僕が知らないところでブームになっていたようです。宇多田ヒカル。現在16才の女の子です。
と思って侮るなかれ。こいつ、すごい実力の持ち主です。
デビューシングルである「Automatic」は既に自分で作詞・作曲。作詞もさる事ながら、作曲に関しては「とんでもない奴が出て来た」という感じです。だって、16才の女の子が作る曲じゃないですよ、これ、マジで。
そして、更に驚くのは歌のうまさ。「Misia」を聴いた時はそれなりに驚きましたが、それ以上の衝撃でした。吉田美和を越えるでしょうね・・・マジで。

それよりなにより、これが「一般に売れる」時代になったんですね・・・ショックです。1年前なら考えられなかった事です。これがチャート入りなんて・・・
それだけ音楽を聴く幅が広がったという事でしょうか。まあ「いいものはいい」と言える人が増えたという事でしょう。
とりあえず、宇多田ヒカル、大注目です!!

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