1998年のMusic
(1999.1.1 written)
年が明けたのですが、去年の総決算を始めます。
音楽については、それ程目新しいものには出会わなかったような気がします。
個人的には非常に「邦楽」の比率が上がったようです。洋楽があまり良いものがなかったと思っています。
さて、私的1998年のベスト1アルバムはもちろんBlankey Jet City「ロメオの心臓」です。 正直、ブランキーの底力を見せつけたアルバムだったと言えます。
そして、どういうわけかミッチーこと及川光博の「嘘とロマン」が次です。まだここにも書いてませんが、かなり良いアルバムです。
さらにglobe「relation」。これは最近発売されたアルバムですが、かなりいいです。素晴らしいアルバムだと思います。
そして、黒夢「コークスクリュー」。今の時代にはあまりにも異質ですが、今の時代を切り取るにはパンクの要素は思い切り必要です。まさしく時代が求めている音と言えるかと思います。
さて、今年は一体僕は何を聴くのでしょうか?今まで以上にいろんなものを聴くだろうと思います。恐らく嫌っていた流行モノも・・・
Grapevine「白日」
(1998.11.5 written)
決して「しろめ」じゃありません。「はくじつ」です。
かっこいいです。ヴォーカルの歌い方が少しMr.Childrenの桜井さんに似ています。
スペースシャワーTVに流れていたプロモがかっこよかったんで買ったんですが、この曲はいいですね。カップリングはまあ普通ですけど。
”さよなら”の暑さがまた僕らを焦がした
こころが真白にした君がいない空
舞い上がっては消えるから
わがままな暑さはまた僕らを焦がしてる
こころを真白にしたら君がいる空へ
舞い上がったら見えるかも
微妙にアナログチックな音にちょっと特徴のあるヴォーカルが絡み、流れが今一つ統一されていないメロディ。アルバムをぜひ聞いてみたいバンドに久しぶりに出会った。
モーニング娘「抱いて・・Hold on me」
(1998.9.6 written)
「おいおい・・」と思ってる人、多いでしょう? 「お前が今まで紹介してきたのはなんや!!」と思ってる方、ごめんなさい。
僕、「ASAYAN」のファンなんです。。。んで、モーニング娘の動向もほぼ全て見ています。
長崎では今日、新曲披露の模様が放映されています。プロモが流れました。
いや、すごいです、この曲。久しぶりに鳥肌立ちました。「も一度好きって言わせて欲しい」(だよね?)ってとこのかけ上がり方は最高に気持ちいいですね。
やっと、やっと形になったのがこのシングルではないでしょうか?全員の声質がやっと混ざり合ってきたというか、いい感じで反応しあって、すごく良い感じです。
後は、新加入組の声がもっと前に出てくれば、というか、まだ全面的に引き立て役なので彼女らの声をどう絡めていくか、それでまた気持ちよくなる度は上がるでしょう。
決して顔だけではない(と思うが・・)彼女たち、CDを買うことはないと思うが、今回のシングルはもしかすると買うかもしれない。。。う〜ん。
Hide with Spread Beaver「ピンクスパイダー」
(1998.6.7 written)
「ピンクスパイダー 失敗だ」。Hide、自殺したのは失敗だったよ。
むっちゃカッコイイ。音はとにかくカッコイイ。リズムの微妙なずれ、激しいギター。そして、サウンドのハードさと対照的な歌詞。
歌詞はとても新鮮だった。
クモが空を飛びたいと思って、蝶の羽をかっさらうけど結局飛べずに自分のジェットで飛ぼうとする。
この何とも寓話的な歌詞は、最近耳にした事がなかった日本語の面白さを伝えるに相応しい歌詞であるとも言えないか。
彼が生きていたら、間違いなく日本の音楽シーンを変えていた。が、もしかすると彼にはその期待が重荷になっていたのかも知れない。「俺はそんなもん背負込みたくないぜ。もっと軽やかに生きるんだ。このピンクスパイダーのようにな!」。そう思って死んだのだとしたら・・・・一言、この言葉を贈りたい。
「ハイホー!!」 Hide、元気でな。
黒夢「コークスクリュー」
(1998.6.7 written)
「少年」「マリア」。この2曲はとてもクールに感じた。日本の今の音楽シーンにおいて、この2曲がとても特異な位置にあるように感じた。
そして、アルバム。無性に激しいロックが聴きたかった僕は、CD屋を3件回ってこのアルバムを探しました。
パンク。パンクだ。久しぶりに「パンク」を聴いた。「かっこいい」という言葉よりも「クール」という言葉が似合う、そんな感じ。
ちょっと歌詞が甘いところがあるが、全体的に激しくて、ちょうど今の僕にはピッタリのアルバムになっている。
ハードでパンキッシュ、最近時々テレビに出ている清春という人の存在感がそのまま音になっている、そんな気がする。
Jimmy Ray「俺 ジミー・レイ」
(1998.5.5 written)
本当は邦題、書きたくなかったんです。でも、これが彼を表わすにはピッタリの言葉なんで。ちなみにデビューアルバムです。
ジミー・レイ。MTVで一目見た時には感動しました。すごくハンサムなくせに時代錯誤な格好、頭はグリースべったり、とんでもなくデカいバックル、お前は一体いつの時代の人間や!!。
その格好でギターを腰で弾きながら(ここも気に入ったところです)、「あーゆー じみーれい?」」・・・それはあなたの事でしょう?僕は肉焼けそうなくらい大きなバックルは好きじゃない、なあ?
ジミー・レイ。
しかし、プロモは素晴らしい! 恐ろしくバタ臭いし、出てくるねーちゃんブスばっか。絶対このねーちゃん達とは誰ともヤッてないな、こいつ。ヤッてたらある意味尊敬するぜ、ジミー・レイ。
アルバム、買う価値があるかどうか分かりません。プロモ見て、アタマやられた人はぜひ買って下さい。基本的にノリのいい曲は最高です。ちょっといい子ぶったような曲は大した事ないです。僕としてはライナーノーツがお薦めです、それと対訳。
あ、曲のお薦めはもちろん「Are You Jimmy Ray?」と「Goin'to Vegas」。この2曲はドライブの時に是非聴く事をお薦めします。特に「Goin'to
Vegas」、頭の「Shake it, Shake it, Shake it.......」の連発でも〜どこかにイッてます。
HIDEの死に寄せて (1998.5.2/1998.8.15 Rewrite)
正直、X Japanの解散よりもショックだ。
HIDEのソロ活動はすごく順調であったように見えた。シングルは出せばとりあえずはそこそこの売り上げを記録、人気は結構あった。次々と新しい試みを行い、ポップとロックの融合を順調に進めていた。
が、Rockin'on Japanのインタビューで「だからもしこれ(X Japanのギタリストのポジション)を取り上げられちゃうと結構煮詰まるかなって思ったんだよね」と言っていた。「常に二つ(X
Japanのギタリストとソロ)をシフトしながらやってたからこそ出来たのかもしれないなあって心配ではあるんだけど」と言っていた。あり得るとしたら、この言葉が示す事柄ではないか?このインタビューを読む限りでは本人はかなり混沌としているようだった。が、それが自殺に至る程肥大するものかどうか、それは不明である。
いずれにせよ、もうHIDEのパワフルなギターは聴く事が出来ない。
HIDEのご冥福をお祈りします。
修正にあたって(1998.8.15)
HIDEの「自殺」と書いていたところを極力「死」に置き換えました。恐らく「自殺」ではないだろうという思いが募ってきたため、素直に「自殺ではない」というところを出そうと思いました。
Hanson「キラメキ mmmBop」
(1998.4.27 written)
日本でも人気の3人兄弟、Hansonのファーストアルバムです。原題が「middle of nowhere」なのに、何で邦題が「キラメキ(星印)mmmBop」なんて下らない名前なんでしょうか?
それはいいとして、私、正直に申しまして、彼らの事をかなり見下してました。デビュー曲「mmmBop」を聴く限りでは「ただのポップソングかい」くらいしか思ってませんでした。ところが次の「Where's
The Love」を聴いて「こいつらはもしかしてすごくいいかもしれない」と思い、今回、遅まきながらアルバム購入しまして、感動しております、素晴らしいです、絶品です。
何といっても彼らが持っている音楽に対する感覚はすごいものがあります。何といってもグルーブ重視の楽曲は私にとってはすごく嬉しい事です。
シングルカットされた曲もいいですが「Look at you」のリズム感とボーカルのかすかな歪み具合は気持ちいいの一言に尽きます。
久しぶりにポップソングを聴いたような気がします。バラードの音の厚みもいい感じで、この辺のバランス感覚は才能でしょうか。次のアルバムは即効で買います。
The Yellow Monkey「Punch
Drunkard」
(1998.4.18 written)
すっかり「日本のロックバンド」として定着しつつあるイエモンのニューアルバム
いや〜、前作「SICKS」からどう持っていくのかと思ってました。その後に発売された曲を聴くと、日本的な部分、歌謡曲的な部分をどうロックしていこうか、試行錯誤を更に繰り返しているように感じていました。
で、彼らが出した結論がこれ。面白いですね。だって
花子の奥まで太郎を入れたい 不純な動機でごめんね
のどから手を出し花子に触れたい いびつな理由ですまんのう
「見して 見して」
Word By Kazuya.Yoshii
ですよ・・・更には
北の空から黄金のソリに乗り
サンタクロース トナカイといたしてた
「セックスレスデス」
Word By Kazuya.Yoshii
ですからね〜。いや〜、面白い。ものすごく好きですね、こんなの。
音はやっぱりハードです。ただ、「Love Love Show」などでも見られたように、少し日本の歌謡曲的なフレーズが織り交ぜられて来ています。これからはこの辺を突き詰めていくのでしょうか。いずれにせよ、今から次のアルバムが楽しみです。
Gunsn'Roses「Use Your Illusion
1」
(1998.3.3 written)
1991年発売。
スラッシュも抜けて、既に「終わった」感のあるガンズです。
先日、MTVを見ていて、彼らの「Novenber Rain」が流れたのを見て、思わずこれと「Use Your Illusion 2」を買ってしまいました。
何でこいつら、2枚しか(正確には3枚)アルバム、出してないんだよ!!もっとちゃんとした間隔で出してれば、もっと面白い事になってただろうに・・・
最近、激しいのを聴きたくなっていた僕にとっては最高に気持ちいいですね。ヘッドフォンで聴くと身体が揺れています・・・列車の中で・・・
時期的には一昔前のロックですが、こういうのは古いとか新しいとか、あまりないような気がします。まあ、好きだからそう言えるのかもしれませんが。
激しいギターリフ、そしてMichael Schenkerを思わせる泣きのギター、そしてバラードで見せる美しいピアノの旋律、よいです。
一世を風靡したガンズ&ローゼズ、もう来日はないかもしれません。しかし、未だに根強いファンを持つこのバンドの復活を僕は密かに待っています。
Suede「sci-fi lullabies」
(1998.2.1 written)
SuedeのB面曲集。普通のアーチストなら「なんだよ、つなぎかい!」と言いたくなるのだが、彼らは違う。B面の曲が時にはメインを超えているのだ。
通常、B面はアルバム落ちしたものや、ライブの音源を入れてお茶を濁す傾向が強い。が、彼らの場合はA面とは全く違うアプローチのものがほとんどで、いずれを取ってもある意味「A面以上」なのである。
そして、このCDは2枚組。1枚目の1曲目は私が絶賛して止まない「My Insatiable one」である。この曲、日本版のファーストアルバムにはピアノバージョンが収められていた。ただでさえ美しいメロディが、ピアノだけという条件の中で剥き出しになり、切なく流れる。初めて聴いたフルバージョンもとても素晴らしく、これがあるからピアノバージョンがあるのであろう。
素晴らしい才能を惜しげも無くB面という言わば「おまけ」にも注ぎ込む、というか注ぎ込める彼らのパワー、リミックスなんかでお茶を濁している日本のアーチストにも見習って欲しいものである。
The Michael Schenker Group「神」
(1998.1.10 written)
今年はかなり古いところばかり紹介していくつもりです。
さて、私をハードロックの世界へ導いてくれたのが、このアルバム。マイケル・シェンカーと聞いて、果たしてどれだけの人が分かるのでしょうか?
その昔、天才ギタリストと呼ばれていた彼が作ったグループ、それがThe Michael Schenker Group、通称M.S.Gです。そのファーストアルバムがこれ。但し、「神」というタイトルは日本だけです。外国ではグループ名がそのままアルバム名になっています。
この中でも「Into The Arena」はB'zの松本孝弘がライブのソロコーナーで弾く事があります。そして、ギターリフが印象的で彼の代表曲とも言える「Armed
and Ready」が1曲目です。
マイケル・シェンカーのギターの特徴は、泣きのギターと言われるギターソロにあります。オーバードライブとワウのセッティングとペダルワークで生まれるその音色は松本孝弘も多用していました。
このアルバムを聴いた事で、私はハードロック系のアルバムを聴くようになったのです。 |