今年の「私と音楽」
(1997.12.31 written)
今年の収穫は何といっても「MTV」である。
念願の、本当に念願の「MTV」が見れるようになったというのはとても大きかった。が、そのせいでCDをあまり買わなくなった。
今年、僕が聴いた音楽というのはRockに偏っていた。Blankey Jet City、B'z、Prodigy、中村一義・・・今年は特に飽きないアルバムが多かった。
来年はどんな音楽に出会えるだろうか?そしてどんな音楽をここで紹介できるのか、それが楽しみであり、心配でもある。
Ken Ishii「Metal Blue America」
(1997.12.25 written)
Japanese Technoの代名詞。世界の「ケニシ」。「Jelly Tones」から早2年、ついに始動
「Jelly Tones」との大きな違いは、ヴォーカルが入っている、ギターがかなり前面に出ているという2点である。凄く解りやすいこの2点であるが、実際問題として、この2点が持つ意味はそれ以上のものがある。
正直、僕の第一印象は「テクノじゃねえよ」である。だから好きなのかもしれない。「Jelly Tones」は今ひとつ、僕の中では盛り上がらなかった。「Extra」という素晴らしい曲はあるのだが、それだけだった。
今回のアルバムは「デジタル・ロック」という印象が強い。しかし、どこかに「テクノ臭さ」を残している。テクノに詳しくない僕にはその理由は解らないが。
Led Zeppelin「BBC Live」
(1997.11.18 written)
Rockファンは心して聴け!という表現がピッタリのCD。恐ろしいまでのパワーが溢れ出しています。これを聴いたら日本のくだらないRockモドキなんて聴けなくなります。
「遂に発売!幻のBBCライブ」などといろんなところで謳われてますので詳細はそちらを見てもらうとして、正直素晴らしいものです。「何で今頃?」とか思いましたが、今発売する意味は十二分にあります。何と言ってもそのテンションの高さ。そして演奏技術の素晴らしさ。それだけの技術を持っていても、ただのハイテクニックバンドで終わっていないところが彼らの恐ろしくもかっこいい所です。しかも、何を考えてか同じ曲が3曲入ってたりするところが又素晴らしい!!
これを聴いて改めて僕が感じたのは、ボンゾ(ジョン・ボーナム)という人はすごくすご〜くドラムが上手だったんだな〜・・・という事です。彼が亡くなったが故にバンドが解散したという事が非常によく分かるアルバムです。
Bryan Adams「18 til I die」
(1997.11.14 written)
かっこいいジャケットに惹かれて買ってしまいました。タイトルも「死ぬまで18歳」なんてロックンローラーの鑑!
シングルカットされた「The only thing that looks good on me is you(邦題:君しか見えない)」で始まり、最後までバラエティ溢れる楽曲で押していきます。やっぱこの1曲目とタイトル曲「18
til I die」が最高にかっこいいです。
全体に「本物のロック」の香りが漂っているアルバムです。いや〜、かっこいい。
Suede「Coming UP」
(1997.11.13 written)
ギターのバーナード・バトラーが脱退、後任ギタリストは恐ろしく若いリチャード・オークスくん(本当に「くん」という表現がピッタリだった)。そのリチャードくんが加入して、更にキーボードを正式メンバーに加えた新生Suedeの初めてのアルバム。すっごいショックでした。
なんといってもドラムがすごくよくなってます。以前もうまかったのですがグルーブ感という部分では「?」と思っていたのです。今回はまるでブレッドのライブのときの手拍子のようなグルーブ感。彼の手拍子はすごくかっこいいリズムを刻みますが、まさしくそれを再現したような感じがします。そしてリチャードくん。すごく存在感あるギターを弾いてくれます。バーナード・バトラーの後継者では決してなく、新しいギタリストとして、バーナード・バトラーでは出来ない仕事をしています。
バーナード・バトラーが脱退した時はこんな素晴らしいアルバムを作って戻ってくるとは思ってもみませんでした。これがブレッド・アンダーソン、いや、新生SUEDEの底力でしょうか。
The Yellow Monkey「SICKS」
(1997.11.13 written)
前作から更に強く逞しくなった。本当の意味での快作であり怪作。
「よくなった」というより、「これだ!」って感じが近い。個人的には「楽園」がすごく好きだったので、これに見合う楽曲がもう少しあればいいかな?くらいの気持ちで買ったが思い切り打ちのめされた。
全体に明るくなったし、力強くなった。もうフェイクはいらないと高らかに宣言したアルバムがこれだと思う。やはりシングル「JAM」を発売した事が大きいのではないか。
が、私はやはりこのアルバムからも前作と同じく「死」というものを想像してしまう。それは吉井和哉がどうしても意識の中から拭い切れないものなのか? 北野武が持つ「死への憧れと恐怖」と同種のものを感じ、村上龍の「快楽主義」的香りを感じる。彼は小説を書くと面白いかもしれない。
人間が最終的に行き着く先である「死」。自分の「歌」からどうしてもその香りを拭いされない吉井和哉が僕は好きでたまらない。
The Yellow Monkey「Four Seasons」
(1997.11.02 written)
確実に何かが変わったアルバム。The Yellow Monkeyというバンドの何かが間違いなくこのアルバムで変わった。
僕が彼らのアルバムを最初に買ったのは確か2ndアルバムだった。その頃、テレビでプロモーションビデオを見て、「結構いい曲だな」と思って買ったが、その頃はしっくりこなかった。それから、「ジャガーハードペイン」「Smile」と「非常に気になるけど、買うのは気がひける」アルバムを横目に見ていた。
このアルバムを買った理由は単純に「太陽が燃えている」を聴いた時のあの手応えである。それだけでこのアルバムを買う気になった、「絶対いいものになってる」という確信めいたものが僕の中にあった。
恐らく、このアルバムは日本のロックバンドに少なからず影響を与えたものであったと思う。吉井和哉がインタビューで言っていた「日本人に叩きつけるようなロック」を実現するための大きな一歩がこのアルバムではないか。よくも悪くも「日本的なバンド」である彼らがより強くなった、その強さをまざまざと見せ付けたアルバム。
このアルバムは今聴いてもものすごくかっこいい。僕の中では衝撃的にかっこいいアルバムだったし、「自分の嗜好」が大きく変わったアルバムでもある。未だにThe Yellow
Monkeyを知らない人はこのアルバムから聴いてみて下さい。
Prodigy「The Fat of The Land」
(1997.10.25 written)
デジタルロック。ブレイクビーツとロックを融合し、独自の音楽世界を構築したもの。The Chemical
BrothersとこのPRODIGYが代表格とされている。
そのProdigyのアルバム。全世界でついにブレイクしてしまったロックの異端児。その恐るべきパワーとキ○ガイじみた音作りには、ただ感嘆の声しかない。
「これを買ってはまずい」という気持ちと聴きたいという気持ちの狭間で、約3ヶ月我慢し続けて、とうとう手を出してしまった。少なくともThe Chemical Brothersよりも僕の肌には合っている。それどころが感動してしまい、ずっと聴いていた。ラスベガスの景色にはさすがに合わなかったが、恐ろしくデカいグランドキャニオンを見ながらのProdigyはどういう訳か気持ちよかった。
大音量でヘッドホンで聴くと最高に気持ちいい。通勤時のMDにはしばらくこれが入っているだろう。
林田健司
(1997.10.8 written)
林田健司。知っている人がどれくらいいるでしょうか?
ちなみに恐らく誰もが知っているSMAPの「$10」「Kanshaして」はこの人の曲です(他にもあったはずですが)。
僕の中では4年ほど前からブームです。変則アレンジと美しいメロディ、ダンサブルなアレンジなどなど、すごくおもしろい曲を作り、歌う人です。
アルバムはファーストから最新まで、全てお薦めできます。初めて聴く場合はベスト盤も発売されてますので、そちらを聴いてみるといいでしょう。「$10」林田バージョンももちろん入ってます。SMAPとはノリが全然違いますので、是非。
お薦め曲は「俺んち来るべ」「シェリー」「Cool」「ダラダラしようよ」。他にもいい曲盛沢山ですので、是非聴いて下さい。ちなみに最新アルバムのタイトルは「東洋一」・・・いったい何を考えているのでしょうか。
スガシカオ「ドキドキしちゃう」
(1997.9.29 written)
本来はこのホームページのメインともいえるBoom.1を1ヶ月以上更新していませんね。理由は最近CDを買ってないから。ごめんなさい。借りてもいません。MTVがあるからかなり満腹なんです。
そんな中、久しぶりに買ったCDがこれ。本当はあと10枚くらい欲しいのがあるんですが、今は何しろお金がないんです。
さて、既に僕なんかは忘れかけている言葉「ドキドキしちゃう」。こんなんをシングルタイトルにするなよ!俺の方がこっぱずかしくってドキドキしちゃう・・・と言いたいのをぐっと抑えて買ってみました。その前にMTVでプロモを見てるんですけどね。
結構、変則なバックですが、メロディは正統派ですね。こんなの好きなんです。アルバム、買おうかと思っちゃいました。でも、こういう人は大抵アルバムに外れ曲が多かったりするんですね。
これからどうなるか分かりませんが、メロディセンスはいいものがあると思います。CMソングに起用されれば、化けるかもしれませんね。
X Japan解散 (1997.9.23)
X Japan解散・・・
ショックはそれ程大きくはなかった。「たぶん、もう駄目だろう」というのは、現在の最新作を聴いた時に思った。バンドのパワーバランスが完全に崩れていたからだ。
X Japanの魅力は全員のバラバラな音楽性が一点に集中した時に生まれる音楽的パワーと、Toshiの命を張ったような声、Yoshikiの不思議な魅力と破壊的なドラムによるものが大きかった。
「Daria」(綴りが違うかもしれません)はバラバラな音楽性を一つにまとめようとせずにYoshikiのパワーだけで持っていこうとしている。「X」としての魅力は全くなくなっていた。
X Japanというバンドは僕にとっては不思議なバンドだった。
彼らの事はデビュー前から知っていたが、全く興味はなかった。その中で唯一興味を惹いたのは「Endless rain」であった。すごく魅力的なこの曲だけがしばらくは僕の「X」だった。それからしばらくは彼らの事も忘れていた。
専門学校時代にとある女の子に薦められた音楽が「X」だった。僕はその頃、音楽に関しては絶対的な自分の世界を持っていて、人に薦められても雑誌でどんなに薦められてもあまり聴かないという「頭の固い」人間だった。が、どういうわけか彼女が薦めてくれた「X」はいつの間にか僕のヘッドフォンステレオで鳴り続けた。それがアルバム「Jealousy」である。僕が初めて「女の子」に薦められて聴いた音楽、それが「X」。
が、僕の「X」はそこで終わっている。「X Japan」は僕にとっては何の魅力もなかった。最高のアルバム(と僕は思っている)「Jealousy」、革命的ともいえる「Blue
Blood」、この2枚が僕にとっての「X」である。
「全然ショックじゃない」と言ってしまえば嘘である。僕の若い頃の一つの出来事がここで終止符を打った、ただそれだけ。
願わくは
再結成だけはしないで下さい
。
Suede「Suede」
(1997.8.3 written)
イギリスポップバンドの代表格。Suedeのファーストアルバム。
彼らとの出会いは、ある女性との出会いでもあります。又、Rockin'onという雑誌との出会いでもあります。私の中でいろんなものを変えてくれたバンド、それがSuede。
少年同士がくちづけを交わしているという衝撃的なジャケット、エロティックな歌詞、そしてヴォーカルのブレッド・アンダーソンの何とも妖艶な風貌。
曲はネオ・グラム・ロックとでも呼んだほうがいいのか、ギターとヴォーカルが共に「歌う」のが大きな特徴。一度聴くと耳から離れない声、聞いてみて下さい。
The
artist formally known as PRINCE「the Gold experience」
(1997.8.3 written)
確か「Prince」という名前を亡くして初めてのアルバムだったと思う。
世間一般の評価は全く別として、個人的には好きなアルバムの1つです。
やはり、この中に繰り広げられる曲の数々は、その後発表される「emancipation」へつながるものがあるように感じられます。
僕がプリンスを好きな理由は、楽曲の純粋なクォリティの高さという点もあります。が、彼の中に流れている黒人の血と白人への憧れの微妙なバランスが産み出すリズムの素晴らしさ、ファンクとロックの融合という点、これに尽きます。
そして彼独特であり、抜群のメロディセンス。確実に世界のポップソングを変えてしまったその才能にはただただ平伏すばかりです。
結婚、そして子供が産まれた事で、彼のテーマの一つであった「コンプレックス」から解き放たれてしまった元プリンス。又、ワーナーからも解放された。ここで彼の楽曲にどういう変化が現れるか、非常に楽しみである。
かせきさいだあ
(1997.7.31 written)
既に名前がおかしい、かせきさいだぁ。何者?
まあ、何も言わずにメジャーデビューシングル「さいだぁぶるーす」を聴いてごらん。そこに広がるさいだぁわーるど、さあ貴方も貴女も聴いてみよう。素晴らしい言葉の数々、美しい日本語の響き、そしてラップにはとてもとても向いてないかのようなかせきさいだぁの声。しかし、その声がひとたびリズムの波に乗っていくと、縦横無尽に波を乗りこなしていく。いつしか僕らは彼の言葉の波に呑まれていく。
かせきさいだぁ、彼の紡ぎ出す言葉達は懐かしく新しい。「懐かしい」言葉を紡ぎ合わせ、それを「紙」に載せずに「リズム」に乗せた、それが「新しい」。
ぜひ、ファーストアルバム「かせきさいだぁ」を聴いて下さい。そこに日本語の真の美しさがリズムに乗って、謙虚な姿勢で流れています。
Savage garden
(1997.7.21 written)
ずっと邦楽ばかりだったので、そろそろ洋楽を。
Savage garden、オーストラリア出身。全米チャート初登場31位のシングル「I want You」を引っさげて、遂に日本上陸。
「I want You」一度聴いたら忘れられないポップなメロディ、いい曲です。
まさに「90年代のニューロマ」、オーストラリアに広がる枯れ果てた砂漠の中に突如現れた妙な形の建物、そんな彼らのアルバム、お薦めです。
電気グルーブ「Shangri-la」
(1997.7.21 written)
「夢でKiss Kiss Kiss〜」のフレーズが耳から離れませんでした。
電気グルーブ、会心の一枚!!な、なんと今頃チャート上昇中。やっぱコマーシャルの力は強い・・・
でも、掛け値無しにいい曲。売れない方がおかしい。テクノとポップの境目をふらふらしているのではなく、交互に犯しながら突っ切っていく、しかも笑い声だけを残して。
プロモーションビデオがこれまた最高にいい!!やっぱり出ましたスケベ椅子!ってなものもあり、なかなか楽しめます。
中村一義「金字塔」
(1997.7.12 written)
遂にアルバムを買った。タイトルが「金字塔」、なんて自信過剰な奴だ。
が、聴いてみると文句を言えない。1曲1曲のクォリティは非常に高く、全体としてもまとまりがいい。シングルとして先行発売されている曲がどうしても目立って「よい」が、それ以外でもいい曲は多い。
個人的にはNHKの(多分)「みんなのうた」で昔流れていた「まるさんかくしかく」のカバーが最高だと思う。「あ、こんなアレンジが出来るんだ」と久しぶりに思った。元歌を少しでも知っている人はぜひお勧めします。
このアルバムが日本の音楽の「金字塔」になって欲しい。こんなに素晴らしいアルバムが日本の金字塔になった時、「邦楽」業界が何か変わるような気がする。
中村一義「犬と猫」
(1997.6.19 written)
やっぱり買ってしまった。噂の「彼」。しかも17日にアルバムを買いに行って、ブランキーは入荷していたけど彼のがまだ入ってなかった腹いせのように全てのシングル(4枚)を買ってきた。アルバム、まだ買ってません。ごめんなさい。
その中でもやはりこれはいい曲だと思う。歌詞の、というか言葉の乗せ方はまさに天才。「言葉を音符に乗せる」という行為で最初に日本語の壁を破ったのがサザン、次がB'z、そして岡村靖幸・・・とくる予定だったが、彼が抜いてしまった。
それだけではなく、曲自体の出来も素晴らしい。全て一人で作られている曲であっても閉塞感というか閉鎖的というか、そういう感じが全くせず、素晴らしくオープンである。最初から他者を意識して作られているのであろう。このプロ精神は素晴らしい。どっかのパソコン問屋にもプロ意識だけでも見習って欲しい。
恐らくこれからの日本の音楽業界を引っ張っていく(表か裏かは分からないが)であろう彼のファーストシングル、これだけで聴く価値はあると思う。
松岡英明
(1997.6.1 written)
彼もかなり好きです。今でも時々デッキにセットします。
先日、ベスト盤が発売されましたね。これは「松ボー」初心者にはお薦めです。彼が今までどんな音楽を作ってきたか、これでほぼ全て分かります。
どちらかというと「踊れる曲」の方が好きですね。それに初期のアルバムの方がかっこいいです。
ダンスビートと日本語の融合を小室より先に考えていたのが彼だと思うし、それを実践しています。いかんせん日本では「早すぎた」のでしょう。その後、かなりの試行錯誤を繰り返しているようですが、未だに実を結びません。
この辺りでどうにかして欲しい、ベスト盤を目にしてつくづくそう思いました。
追記 1997.7.22
ベスト盤を買った。やっぱり今聴いてもよい。そうとう先を行ってたんだと改めて思う。それにセルフプロデュース的なものの方が、他の人がアレンジしたものよりも数段いいと思う。
(昔の)横山輝一
(1997.5.29 written)
突然、個人名になってしまいます・・・アルバム、絞れないもので・・・
この名前、聴いた事ある人はとても多いと思います。「Lovin'You」である時期にブレイクした彼です。その前にZOOに曲を提供してましたね。
私が好きな「横山輝一」は、それ以前、もう8年以上前になります。まだ、彼がファンハウスにいた頃です。当時、私の中では「久保田利伸」と同列の存在でした。いや〜、よかったんです、あの頃は。
音的にはもっと邦楽寄りで、ベースが絶妙によかった記憶があります。「プレッシャー」や「You Got It !」というアルバムを(探して)聴いてみて下さい。
個人的にお勧めな曲は「ブギ・ウォーキン」「プレッシャー」「Break Out!」「夢のパラシュート」・・・などなど。はっきり言って、私の「原点」に近いと思います。
The artist formally known as
PRINCE
「EMANCIPATION」
(1997.5.25 written)
元Princeである。とうとうワーナーと契約を解消、EMIと契約した1枚目のアルバムタイトルが「解放」ってあなた・・・しかも3枚組って・・・
しかし、アルバムの出来は素晴らしい! 自らの魂の解放を高らかに歌い上げた!!と言っては少しオーバーでしょうか? ファンキーな曲はよりファンキーに、バラードはより美しく、その辺も徹底されているようで、これを期にPrince復活!と言ってもいいのではないでしょうか? しかも殿下自ら曲解説を行っているという「いったいどうしたの?」的サービス。よいです。
パラダイス・ガラージ「ベッドルーム・ポップシンガー」
(1997.5.25 written)
他にもメジャーで発売しているアルバムなどもあるが、敢えてこれを取り上げる。何を隠そうこれしか持っていないし、聴いた事がない。
まず、サンプリングされている言葉(会話?)に度肝を抜かれた。こんな言葉をサンプリングし、曲に取り込んでいるのを初めて聴いた。
次に歌詞が持つ世界観が気になった。何気ない普段の風景、その1ページを何となく切り取っているように見える。が、これらの言葉が私に入り込んできた時、胸を突き刺し、信じられない程の存在感を主張していく。The
Blankey Jet Cityの歌詞とは又違う存在感を持つ言葉達、その言葉達を独特の「音世界」に紡ぎ込んでいく。
「ぜひ聴いてほしい」とは薦め難いが、最近の巷に流れる音楽に飽きてきた人は新しい刺激と思って聴いてみては? |